塾講師を検討している人の中には、家庭教師もどうなんだろう?と気になっている人もいるはずです。
どちらも生徒に教える仕事ですから、違いが気になりますよね。
実はこの2つの仕事はかなり似ています。
しかし、細かく見ていけば違いがたくさんあるんです。
家庭教師ならば、対峙する生徒は1人だけです。
兄弟を一緒に教えるというケースもありますが、基本的に1人です。
対して塾講師は、個別指導で1人だけを教えていたとしても、教室にはたくさんの生徒がいます。
自分が授業を受け持っていない生徒とも、コミュニケーションを図る機会が多いです。
家庭教師は目の前の1人のことだけを考え、それに合わせた進度やレベルで授業を進めれば良いです。
塾講師は「途中から生徒が入塾してくる」ということも考えながら、授業構成やカリキュラムを考えます。
他の先生との連携も必要になるので、応用の利く授業を作っておかなければなりません。
家庭教師は基本的に自分と生徒との約束で動きます。
お互いのスケジュールをすり合わせながら、勤務日時を決めることができます。
対して塾講師は、基本的にシフト制です。曜日と時間が固定されます。
しかし、決まった曜日と日時なので、授業の日時を忘れることがないという安心感はあります。
家庭教師は一回で一授業となるので、1日にいくつも授業ができる塾講師に比べると、まとまって稼ぐということが難しいようです。
塾講師であれば、講習会なども含めると、一定の期間にまとまった収入を得ることができます。
いかがでしょうか。
家庭教師と塾講師をかけもちしている人もよく見ます。
自分に合った働き方を選んでくださいね!